鈴木東建

技術管理部

技術の共有化と新技術の保有により、安全で安心な施設建設のサポートをしています


技術管理部は会社の中長期における将来を見据え、各部署間の情報及び技術の共有・伝承を図り、
施工前の現場におけるリスク回避の施策の立案を行ったり、施工中のトラブルにもいち早く対応します。
お客様から個々の要望に対応した、自社施工で行える弊社固有技術の提案や規模に応じた工事設計等も行います。
会社の強固な体制の確立と新工法・新技術の取得や大学との共同研究による新技術の開発など
他部署とは一味違った、会社の未来に夢をつなげる仕事をしています。

非開削コアサンプリング工法

掘削を行わずに基礎ベース部よりコンクリートを採取することができ、工程・コストの削減および作業スペースの縮小ができます。
設計上、掘削が不可能な場合に有効な工法です。

非開削サンプリング工法施工フロー

オーガ1本目セット
開削刃付オーガ取り付け
回転して掘下げ
・オーガの垂直を確保しながら掘下げる。
・掘削土をかき寄せる。
オーガ2・3・4本目セット
ベース天端まで開削
・ベース天端に達したら、破損を防ぐため荷重をかけない。
土砂除去
・200Φビットを建て込み、コア採取装置取付け架台を設置する。
・オーガで取りきれない土砂を除去する。
コア採取
・コア採取用100Φビット
・装置を取付け、共試体を採取する。
コア採取
・直径の2倍以上の長さの共試体を採取する。
削孔部清掃
・共試体採取時の水、切り粉をバキュームで吸い取る。
速硬性モルタル充填
・100Φ塩ビパイプを使用し、モルタルを確実に充填する。
プラスチック板設置
・モルタルを土砂から保護するため、直径20センチのプラスチック板を投入する。
埋め戻し
・開削穴を埋め戻す。

特許証

【特許番号】 特許第5165640号
【発明名称】 送電用鉄塔の基礎コンクリートの劣化診断方法

調査・診断業務『コンクリート構造物』

調査・診断業務『コンクリート構造物』

技術管理部を中心とした建設事業本部と電力工事本部の連携

当社では独自の工事管理システムとして、一定規模以上の工事案件について「技術検討会議」を実施しています。
この会議は技術管理部が主催し、どの部門の案件であっても全ての部門責任者が集まり、
あらゆる視点から予想される技術的な問題点、安全性、資材調達状況、収益性などを質疑応答形式で検討していくことにより、
各部の連携を図りながら、施工体制のスキルアップにつなげております。

日々、最新技術・新製品のセミナーや展示会に積極的に参加することで、
情報収集を常に心がけ、新しいものを取り入れ、チャレンジしていくことで
よりよい技術の提案と次世代に残せる多種多様なノウハウの伝承をめざしております。

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